スイスホテル南海大阪 宿泊客にスマートフォン「handy」を無料で貸し出し

スイスホテル南海大阪(大阪市中央区)は8月1日から、ハンディジャパン(東京都港区)のスマートフォンレンタルサービス「handy」を客室に設置した。handyのサービスは7月から、東京、沖縄などのホテルでスタートしているが、関西では同ホテルが初の導入となる。


handyの多彩な魅力について話すハンディジャパンの勝瀬博則CEO

スイスホテル南海大阪は、観光、ショッピング、文化や娯楽、ビジネスの中心である大阪・難波に位置し、上質なサービスは、国内外の宿泊客から高い評価を受けている。関西国際空港から鉄道でダイレクトにアクセスできる唯一のホテルでもある。スイートルームを含む546室の全客室から、大阪市街の眺望を楽しむことができ、地上36階の館内には、イタリア料理、日本料理、中国料理、スポーツバーを含む7つの料飲施設とスパ&フィットネス、宴会施設などがある。

スマートフォン「handy」の導入で、同ホテルの宿泊客は日本国内の通話、国際電話、インターネットデータ通信を無料・無制限で利用できる。シャープ製の機器は31言語に対応しており、滞在中に利用したデータは、チエックアウト時に抹消されるので、プライベートデータも安心だという。

海外からの観光客にとって、日本での滞在をより快適なものにしてくれるhandyの導入は、宿泊客への贈り物として、スイスの建国記念日にちなみ8月1日からスタートした。

会見した同ホテルの田中一徳・ホテル支配人=写真=は、「handy導入に伴う目標の一つに『ゲストの皆様の滞在中の体験、経験の拡充』があります。(海外からの)お客様はご出発前にWiFiルーターの手配をし、空港でピックアップし、設定される。もしくは、到着時にローミングの設定を行うなどの『煩わしいこと』をなさっています。handyをお使いいただくと、そういったことが必要なくなります。ストレスフリーで滞在して頂きたいと思っております。handyの導入で、スイスホテル南海大阪での滞在は、お客様が出発される前よりサポートできるような形になります」とあいさつした。

ハンディジャパンの勝瀬博則CEOは「お客様が求める無料のコネクション、無料のスマートフォン、無料の電話、そして自分が話す言葉の多言語対応、それをお客様にご提供するのがhandyのサービスです。handyのサービスを訪日外国人のお客様がお使いになれば『無料のスマートフォンがあって良かった』と言って頂けるのではないかと思います」と話していた。