1~9月の外国人観光客数は約944万人 前年同期比28.4%増

ベトナム統計総局が発表したデータによると、2017年9月にベトナムを訪れた海外からの観光客は97万5952人だった。前月と比べると20.6%減少したが、2016年9月との比較では18.6%上昇した。

写真㊤=クァンナムの海岸で楽しむ外国人観光客

2017年1~9月の9カ月間にベトナムを訪れた外国人の観光客数は延べ944万8331人に達し、前年同期と比べて28.4%増加した。このうち、空路で訪問した観光客数は、同期比31.2%増の801万3599人に達した。海路の利用者は同6.17%減の8万8978人、陸路で入国した観光客数は124万4835人で前年同期比19.1%増だった。

観光客を国別にみると、1~9月の期間中、ほとんどの国・地域からの観光客が増加した。とりわけ韓国が前年同期比51.2%増、中国が47.7%増、ロシアが40.6%増、香港が35.9%増と、著しい伸びを見せた。また、スペイン(前年同期比21.7%増)、フィリピン(同20.3%増)、台湾(同20.0%増)からも観光客が大きく増え、さらに、インドネシアが18.5%増、スウェーデンが18.1%増、ニュージーランドが18.0%増などと続いた。アフリカからの観光客も、数としてはまだ少ないものの、前年同期比29.1%の成長で、2万192人に達した。

9カ月間の国内の観光客総数は5790万人。このうち2780万人が1泊以上の宿泊を伴う観光客だった。観光関連事業の総収入は376兆ドンに達し、2016年の同期間に比べて26.5%増加した。