6万人でにぎわう ハノイで国際旅行見本市

「第6回ベトナム国際旅行見本市(VITM)」がこのほど、ハノイ市のハノイ友好文化パレスで開催され、6万人の来場者でにぎわった。

写真㊤=675社による計500のブースが並んだ第6回ベトナム国際旅行見本市

会場には、海外21カ国・地域からの112社を含む675社による計500のブースが並び、旅行代理店の社員ら約3000人が参加。国内外の旅行商品のPRや販売を行った。参加した旅行代理店21社のまとめによると、訪れた2万9300人が1074万㌦(約11億4000万円)の商品を予約した。

今回の見本市は、「オンライン・トラベル─ベトナム旅行業界の第4の産業革命に向けて」をテーマに、さまざまな活動が行われた。主催者の調査によると、参加者81.2%が今回の見本市に満足し、74.5%が将来的にも参加を継続したいとしている、という。

ベトナムでは今年、1500~1700万人の海外からの観光客と7800万人の国内旅行者を目標にしており、前年比21.35 %増の270億㌦(2兆8000億円)の消費を見込んでいる。