1~7月の外国人観光客数 のべ900万人を突破

ベトナム統計総局によると、2018年1~7月の7カ月間にベトナムを訪れた外国人観光客は908万347人となり、前年同期と比べて25.4%増加した。7月の1カ月間の訪越者数は、118万8817人。先月より0.5%増、昨年同月と比べると14.7%の増加となった。

1~7月の訪越者のうち、飛行機での入国者数は735万7918人で、前年同期と比べ20.2%増加。海路で来た外国人観光客の数は17万7767人(前年同期比0.2%減)、陸路で入国したのは154万4662人(同63.3%増)だった。

7月1カ月間で見ると、空路利用が98万8329人(前年同月比8.9%増)で、訪れた外国人の83.1%を占めた。また、海路利用者は4078人(全体の0.3%、前年同月比43.8%減)、陸路での入国は19万6410人(同16.6%、同60.5%増)となった。

観光客の国別の推移をみると、韓国からの観光客が前年同期と比べ56.1%増。フィンランドが同35.2%増、中国が同34.1%増、香港が同28.4%増えた。また、イタリア(同16.6%増)、デンマーク(同16.6%増)、アメリカ(同15.0%増)、スウェーデン(同14.8%増)、台湾(同13.3%増)、フランス(同12.0%増)がこれに続いた。

アフリカからの観光客は、まだ少なく2万4271人にとどまったが、前年同期と比べると21.5%増の伸びとなった。一方で、台風などの影響があったラオスからの観光客は、前年同期より8.4%減った。

7カ月間の国内旅行客は、4930万人にのぼった。このうち、1泊以上宿泊したのは2360万人。観光関連の総売上は369兆ドンで、前年同期より20.3%増えた。