巨大な手が支えるダナンの「黄金の橋」 国内外の観光客らが注目

ベトナム語で「黄金の橋」(カウ・バン=cầu Vàng)と名づけられた、ダナン市郊外に架かる歩行者用の橋=写真=が、観光客らの注目を集めている。巨大な手に支えられ、宙に浮いたように見えるこの橋は、インターネット検索の注目ワードとなり、ソーシャルメディアなどで情報が広がっている。

橋はダナン市郊外のリゾート地に架かる。2017年に建設が始まり、今年4月に完成。6月に正式開業したばかりだが、橋の写真はすでに、海外の多くの新聞や有名な観光サイトなどに紹介されているそうだ。
 

 
注目なのが、巨大な手が橋を支えるそのデザインだ。手はコンクリート製だが、古く見えるような加工が施されており、古代の遺跡のような雰囲気が漂う。
 
橋の上に立つと、周りの山々などの景色がとても美しい。
この特殊な設計が、観光客の注目を集めている大きな理由のひとつだ。
 
名前の由来ともなった黄金色の欄干も印象的だ。
橋は、インスタグラムの観光PRページに掲載され、100万人もの人々が注目。「びっくりした」「ぜひ行ってみたい!」などと、世界各国の観光客からも多くのコメントを集めている。