国内外から訪れる観光客らに、味覚からも首都ハノイを楽しんでもらおうと、来月5～7日、チャンニャントン通り（đường Trần Nhân Tông）で、「ハノイ食文化の祭典2018（Lễ hội văn hóa ẩm thực Hà Nội）」が開催される。ハノイの豊かな食文化を紹介するのがねらいで、同市人民委員会が8月に開催を決定し、準備を進めてきた。

祭りでは、米製の麺のフォーやビーフン、おこわ、ハムなど、ハノイを代表する数々の食べ物が紹介される。ハノイの伝統食材や特産品の加工製造に特化する「食品村」も会場内に再現。特別に、職人が食品作りの工程を紹介したり、製造のデモンストレーションをしたりするほか、ベトナムの伝統的な芸術や音楽、伝統工芸などの職人との交流プログラムも行なわれる。

展示エリアでは、ハノイの昔の日用品や現代の製品なども紹介。首都ハノイの古い文化や飲食の習慣などを知ることができる。また、ハノイの人々が好むハノイ流の文化的で洗練された飲食文化やその楽しみ方、公衆でのふるまいやマナー、礼儀作法なども紹介する。