11月の訪越観光客数130万人

ベトナム統計総局は、11月分にベトナムを訪れた外国人観光客が、130万1909人だったと発表した。昨年11月より11%増えており、これで12月の外国人観光客が88万人を超えれば、今年の外国人観光客の総数は1500万人を超える計算となる。

11月の外国人観光客数は、空路での訪越が103万6051人で、全体の79.6%を占め、前年同月より3.2%増えた。船での入国が4323人、(同0.3%、前年同期より83.2%減)、陸路の利用が26万1535人(同20.1%、同64.4%増)だった。

11カ月間の観光客数は、合計で1412万3556人に達し、前年同期と比べ21.3%増加。船での入国が前年同月比11.3%減だったが、空路利用が同15.3%増、道路の利用が同64.4%増えた。

国別に見ると、ほとんどの国から観光客が増えており、11カ月間では韓国(前年同期比46.5%増)△香港(同32.8%増)△フィンランド(同29.8%増)△中国(同26.9%増)△台湾(同15.6%増)△デンマーク(同15.4%増)△タイ(同14.3%増)△マレーシア(同13.4%増)△イタリア(同13.1%増)△スウェーデン(同13.0%増)などとなった。アフリカの各国も、人数はの人が大きくないが、19.7% の伸びを見せた。観光客を減らしたのはインドシナからの各国だけで、カンボジアが同11.5%減、ラオス同16.2% 減だった。

国内の観光客は11カ月間で合計7390万人となった。このうち、1泊以上の宿泊を伴ったのは3610人だった。11カ月間の観光業の総売上高は、558万1000億ドンで、去年の同期と比べ20.91%増加した。