外国人訪問者数の世界トップ100都市、ホーチミン、ハノイ、ハロンがランクイン

国際的な市場調査会社のユーロモニターインターナショナルは、「外国人訪問者数 世界トップ100都市 2018版」を発表し、ベトナムからは3都市がランクインした。

写真㊤=色鮮やかな花火に彩られたホーチミン市の夜空(Shutterstocks)

調査は世界600以上の都市を対象に行われ、その中でホーチミン市が39位、ハノイ市が51位、クアンニン省のハロン市が53位に入った。また、調査では、ホーチミン市には2018年に、580万人以上の外国人が訪れ、前年に比べて5.9%増加すると予測。ハノイ市への訪問者数は464万人で8%増加し、ハロン市は448万人で12%増加すると予測した。

今年のランキングでは、引き続きアジアの都市が上昇しており、トップ100の中に41都市が入った。この数字は、2012年の37都市から着実に増加している。

外国人訪問者数が最も多かったのは香港で、2980万人が訪れ、前年比で7%増加。そのほか、トップ10には、バンコク、ロンドン、シンガポール、マカオ、パリ、ドバイ、ニューヨーク、クアラルンプール、深センが入った。

2018年の世界のインバウンド訪問者数は、5%増の14億人となる見込みで、トップ100都市では、7.5%の増加が見込まれている。