ベトナム観光ゴルフ協会設立 ゴルフテーマに観光客誘致

先月末、ハノイで開かれたベトナム国際観光展示会(VITM)のなかで、ベトナムでのゴルフ振興をねらい、ゴルフ場やゴルフ愛好家、観光会社などで作る「ベトナム観光ゴルフ協会(VGTA)」が設立され、23年までの運営委員会が選出された=写真。海外の組織などとも連携し、今後、ベトナムのゴルフ観光の促進を図る。

ベトナム観光ゴルフ協会は、世界におけるベトナムのゴルフの地位向上や知名度アップのために設立された。旅行や観光とゴルフラウンドを組み合わせた旅行商品の開発や、ゴルフ大会の運営、ゴルフ関連のセミナーや展示会などの開催を展開する。

協会には、ゴルフに興味を持つ国営や民営の旅行会社、ゴルフ場やゴルフクラブ、ゴルフ場をもつリゾート地や観光地の自治体当局などが中心となって設立。さらに、全国の観光組織、ゴルフ愛好家や専門家、実業家なども支援者として参加する。

ゴルフをテーマに国内外から観光客を誘致する「ゴルフ観光」は近年急速に発展し、多くの富裕層を魅了している観光分野だ。収益率が高く、インフラ整備など多くの社会的利益をもたらす事業として世界的に注目されている

ベトナムではまだ発展途上段階だ。ゴルフ業界と旅行会社や他の観光事業との接点が少なく、ゴルフのサービス面もまだ高いレベルとはいえない。そこで、ベトナムのゴルフ観光の可能性を開拓し、ベトナムの観光価値の引き上げにも貢献しようと、協会が設立された。

設立の会議で、観光総局のゴー・ホアイ・チュン副局長は、「協会の責任は、旅行会社とゴルフ場などとのかけ橋となることだ。効果的な計画を展開して、プロフェッショナルで魅力的なツアーを企画してほしい」と強調した。

 

会議では、2023年までの協会の活動方針や具体的な行動計画について検討。今年度は、協会としてブランドアイデンティティの確立にあたり、組織の人材や部門を構築していく。さらに、セミナーの主催やゴルフ場の調査などを行なうほか、旅行会社や航空会社と商品開発などで協力していく。

また、ゴルフ観光に精通した人材を育成する予定で、日本や韓国、アメリカなどゴルフ観光先進国の関連組織などにも協力を求める。国内では、ゴルフの知名度を引き上げるために、ゴルフが盛んな中部地域やと中部高原地域でゴルフ専門会議などを計画している。