ビザ免除対象国の拡大を=外国人の来訪促進で専門家

 オンラインメディアのザンチーなどによると、ベトナムの観光専門家らは外国人の来訪数を促進するにはビザ免除の対象国をさらに拡大する必要があると訴えている。

 2019年6月、ベトナムを訪れた外国人観光客は100万人を超えたが、前月を下回った。5月も前月を下回っており、減少傾向が続いている。ベトナム観光諮問委員会のケネス・アトキンソン副委員長も、東南アジアを旅行したい欧州客はベトナムではなく、ビザが不要のタイを選択すると指摘した。
 大手旅行会社の幹部は15日間のビザ免除期間は短すぎると述べた。北欧や西欧からの観光客の多くは、3~4週間をかけて複数の国を周遊することがよくあると指摘し、観光を主要産業に据えるのであればビザ免除の拡大は急務だと語った。
 現在、ベトナムは24カ国にビザを免除しており、電子ビザも導入しているが、多くの業界関係者がビザ免除対象国の拡大を求めている。世界旅行ツーリズム協議会によると、ビザ政策のさらなる開放で外国人来訪者数が10%増加する可能性がある。
 潜在的な市場はオーストラリア、ニュージーランド、スイス、インドなどだが、包括的および先進的な環太平洋連携協定(CPTPP)や欧州連合(EU)・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)の加盟国も検討するべき対象だ。(時事)