観光業界、高度人材の育成など課題=専門家が新たな対応の必要性訴え

 【ハノイ時事】オンラインメディアのザンチーによると、ベトナム南部ホーチミン市で今月初めに開かれた会合で、観光業界における人材育成をめぐって議論が交わされた。バンヒエン大学のチャン・バン・ティエン氏は、「観光業は世界中で雇用を創出している。ベトナムの経済成長への貢献も大きい」と指摘。ただ、高い能力を持つ人材の育成をはじめとした多くの課題にも直面していると語り、対応を促した。

 ティエン氏は観光業界のさらなる発展に向けて、インフラの近代化、質の高いサービス、競争力のある地域ブランドの確立などで新たな対応が必要になると訴えた。
 ベトナム・ニュース紙(電子版)によると、マレーシア系の調査会社幹部も人材育成の必要性に言及。旅行のあらゆる側面に精通した経験豊富な観光業界の関係者らが人材育成などを率先するべきだと強調した。
 文化・スポーツ・観光省によれば、ベトナムを訪問した外国人観光客は2011年から17年に600万人から1290万人まで倍増した。18年は1550万人超で、前年よりも約2割多い外国人がベトナム旅行を楽しんだ。