真夏のニャチャンに氷点下の世界 氷の体験施設「ハロー・イグルー」若者らに人気

真夏のベトナムで、雪と氷の世界を楽しめる娯楽施設が注目を集めている。南部沿岸地方カインホア省のビーチリゾートとして知られるニャチャン市(ボーチウ通り114番地)に、今月8日開業した「ハロー・イグルー 氷雪の家」だ。

施設は3階建てで、総面積約600平方メートル。北極圏に暮らすイヌイット族が氷で作る家「イグルー」をイメージして作られており、暑いニャチャンで、雪と氷の世界が楽しめると、人気を集めている。

内部の温度は氷点下5度。真夏のニャチャンの外気温とは約40度の温度差があるため、来場者は入り口で暖かい服を借りて、氷雪の家の中に入る。1階には、氷で作られたスライダー=写真=や彫刻、氷の洞窟などがあり、氷で出来たテーブルでコーヒーなどを飲むことができる。2階には、ゲームコーナーがあり、3階からはニャチャン市の美しい景観が楽める。

「ハロー・イグルー 氷雪の家」は、めずらしい体験内容などから、早くもニャチャンの多くの若者が訪れる話題のスポットとなっている。