1~9月の観光客、2150万人達成 ハノイ

今年1~9月にハノイを訪れた国内外の観光客は2150万人で、前年同期と比べて9.5%増加した。今年1年間の目標数の74.46%に達した。このうち、外国人観光客は470万人で、前年同期比10.1%増加した。

国内観光客は、同9.3%増で、1680万人に達した。観光業からの売上高は、74兆7360億ドン(前年同期比30.9%増)で、通年計画の71.99%を達成した。

このような伸びが実現したのは、観光業へのインフラ投資が活発だったことなどが奏功した。ホテルの客室稼働率は70.55%で、前年同期比6.1%増となった。特に、4つ星、5つ星のホテルでの客室稼動は、82%に達した。

ハノイは、2019ワールドトラベルアワードでの「世界の一流観光地(World’s Leading City Destination)」のひとつに選ばれており、これがハノイの歴史や人の魅力を広める大きなきっかけとなっているようだ。

ハノイだけでなく、全国的にも外国人観光客数は増加している。ベトナム統計総局によると、1~9月の外国人訪問客数は、1290万人(前年同期比10.8%増)。9月だけでも156万人に達した。

ベトナムは2019年に海外から約1800万人の観光客受け入れを目指している。