ベトナム訪問の外国人観光客 東南アジアで第4位

アジア太平洋観光協会(PATA)の最新データーによると、ベトナムを訪問する外国人観光客数は、2019年の上半期にインドネシアを超え、タイ、マレーシア、シンガポールに続き、アジア第4位に浮上したという。

PATAがアジア太平洋の35カ国・地域で調査した外国人観光客数についての報告によると、同アジア太平洋地域を訪問する外国人観光客数(中国人を含まない)は、2019年の1~6月の6カ月で、2億4700万人となった。で2018年同期と比べ6%増えた。

外国人観光客最も多かった国(地域)は、1位が米国、2位が香港(中国)、3位がメキシコ。これに、マカオ(中国)、タイ、日本、マレーシア、シンガポール、カナダが続き、ベトナムも第10位でトップ10入りを果たした。

観光客の増加が著しかったのは、ミャンマー(前年同期比33.3%増)、マカオ(20.6%増)、韓国(16.9%増)などだった。ベトナムは、外国人観光客が前年同期比7.5%増で、伸び率では、アジア太平洋地域で第12位となった。外国人観光客が減少したのは7カ国だった。

東南アジアは、外国人観光客数が前年の同期比4.6%の成長を記録し、今年1~6月の6カ月間で300万人増加した。ベトナムは、6カ月間に848万人の外国人観光客を迎え、タイ(1970万人)、マレーシア(1330万人)、シンガポール930万人)に続き、同地域で第4位になった。