ベトナムの旅行各社、イスラエルで観光の魅力PR

ベトナムの旅行各社は2月11日から2日間、イスラエルで開催された観光見本市「第25回国際地中海観光マーケット(IMTM)」に出展し、旅行商品を紹介するなどしてベトナムの観光の魅力をPRした。

写真㊤=国際地中海観光マーケットに来場した参加者(VNA)

IMTMは、毎年イスラエルで開催される貿易と観光をテーマにしたユニークな公式見本市。同国と海外企業とが商談を行う機会を創出するのが目的だ。

今年の見本市には、40以上の国・地域の企業が約265ブースを出展した。駐イスラエルベトナム大使のド・ミン・フン氏は、「イスラエルは大きな市場ではないが潜在力は大きい。イスラエルの観光客はベトナムに高い関心を持っている」と指摘した。

また、イスラエルの旅行代理店は、両国間の観光協力の拡大を後押ししており、フン大使は「観光マーケティングでベトナム企業がイニチアチブを取り、より創造的になるよう強く促した」と続けた。

一方で、出展企業は、「見本市を通じてより多くのパートナーシップを構築し、顧客を獲得していきたい」と述べ、市場開拓に期待を込めた。