国内観光業の促進を=条件満たした外国人観光客の受け入れも視野に-ベトナム首相

 ベトナムのグエン・スアン・フック首相は15日、ハノイで開かれた新型コロナウイルス対策を話し合う会議で、ベトナムではまだ外国人観光客を受け入れていないが、国内の観光事業を盛り上げていく必要性を訴えた。サイゴン・タイムズ紙(電子版)が伝えた。

 フック首相はベトナム文化・スポーツ・観光省に対して、外務省と保健省、その他関係機関と連携し、一定の条件を満たした外国人観光客の受け入れを含め、観光業を促進する取り組みを進めるよう指示した。外国人の入国規制の緩和後、新型コロナの流行が収束した国・地域からの観光客の受け入れが最初となるだろうと語った。
 関係各省は、入国規制を段階的に解除するための具体的な時期と方策の立案を進めていく必要がある。また、貿易や投資、観光活動の活発化、家族によるベトナム訪問を目的とした国際線フライトを再開させる計画の提案が求められている。
 ベトナムでは現在、投資家や専門家、企業の経営者、公務員、同国への留学生などに限り入国を認めている。フック首相は、公安や軍、医療従事者に対し、引き続きベトナムに入国するすべての人を厳しく検査し、2週間の隔離措置を継続するよう強調した。
 首相はまた、保健省に、新型コロナ対策を踏まえた公衆衛生の安全性と持続的な経済成長を強化するための新しく長期的な戦略を提案することを求めた。(ハノイ時事)