世界遺産、ハロン湾の南約50㌔㍍に位置するランハ湾は、まるで緑の宝石をちりばめたように大小約400の島が連なる風光明媚なスポットだ。ゆったりと流れる悠久の時間と、息をのむような大スケールの自然が訪れる人を魅了する。(VEN)

写真㊤＝まさに大自然が生み出した神秘の造形。カヤックからは、洞窟を探索することもできる

ベトナムで最も美しい湾の一つとされるランハ湾は、約7000㌶のエリアに、大小の島々や太古に形成された洞窟、サンゴ礁などが分布する。貴重な動植物の生態系も保存されており、カットバ多島海には3860種類の陸上、海洋の動植物が生息する。

島の形は一つ一つ異なり、いくら見ても飽きることがない

緑豊かな小道が観光客を迎えてくれるベトハ漁村

クルーザーも運航。ランハ湾の魅力を満喫できる

湾内をめぐるクルーザーも運航している。クルーザーからカヤックをくり出し、島の洞窟を探索することもできる。また、カットバ島で最も高いハイクァン丘陵に登れば、湾の眺めが一望できる。

約7000㌶のエリアには、サンゴ礁や貴重な生態系が広がる

湾内には、小規模ながらも美しい139のビーチがあり、バンボイ、やバンハのように、色とりどりのサンゴ礁が見られるところもある。海が穏やかなセン島やキュ島、モンキー島は、サンゴ礁を見るには絶好のロケーションだ。カットバ国立公園内の緑豊かなベトハ漁村は、も、のどかな雰囲気に浸ることができる。