ベトナムの文化スポーツ観光省・国際協力局と大手カード会社などの調査によると、ベトナムを訪問したアメリカ人観光客の支出額は2012年、9990万ドルに上った。
この結果をみれば、ベトナムの観光政策は、富裕層の観光客誘致に一定の成果を上げた、と言えそうだ。
観光開発を目指す国にとって、年間800億ドルとも言われるアメリカの観光客が支払う数字は印象的だ。しかし、アメリカの観光市場にベトナムの魅力を伝え、観光客を誘致するためには手だてが必要だろう。
観光に関するベトナムの専門家は、ベトナムの観光業(旅行業)はより高品質な市場を目指して再構成したほうが良いだろう、と語った。サビースの質をより高めること、観光面でのインフラ整備を進めることが、観光市場を発展させるための大切なステップである、と指摘した。
ベトナム観光協会は、アメリカ・サンフランシスコに駐在事務所を開設、観光客誘致を目指してPR活動を続けてゆくという。
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VNLオリジナル 2013年9月01日