2013年上半期(1月～6月)にクァン・ナム省を訪れた観光客は前年同期に比べて10％増加した。観光客数が減少している地方もある中、同省での増加は“クァン・ナムの魔法”の魅力を示していると言えそうだ。
古都・ホイアンやミーソン遺跡などがある同省では「クァン・ナム遺跡フェスティバル」（6月26日まで）が開かれている。同省の人民委員会はフェスティバルを「ベトナムの文化を広くアピールできるとともに、観光開発の大きなチャンス」と捉えている。
さらに人民委員会はクァン・ナムの観光をより魅力的にするため、海の観光開発を提案している。クァン・ナムには長い海岸線と美しいビーチがあり、クァダイ（ホイアン）、タンタィン（タンキー市）などのビーチが注目されている。提案では、こうした観光ビーチの保安のため、公共システムの整備などが目標に掲げられている。