ティエンドゥオン(天国)洞窟 自然の驚異

クアンビン省中央部にあるティエンドゥオン(天国)洞窟は「地下宮殿」と称される。「アジアで最も長い」と言われる洞窟だ。

総延長は31.4 km、内部は相互に繋がっている。周囲は世界遺産のフォンニャ・ケバン(洞窟)国立公園。2005年、地元の男性が発見し、イギリス洞窟調査学会(the British Cave Research Association=BCRA)によって実地踏査された。

踏査チームは、壮観な鍾乳石と上に向かって伸びる石筍(せきじゅん)に感動し「ティエンドゥオン=天国 洞窟」と名付けた。

平らな個所も多く、観光や探索も可能だ。内部は常に外より16度程度気温が低くなっている。