ホーチミン市、2014年国際旅行博覧会を開催

ベトナムのイメージをPRし、近隣各国と観光開発での協力を目指す「第10回ホーチミン国際旅行博覧会(ITE HCMC 2014)」が9月11日~13日、ホーチミン市のサイゴン会議博覧会センターで行われた。今回は「五カ国-1つの旅先」をテーマに開かれた。

国際旅行博覧会は、ホーチミン市で2005年から毎年行われている。過去9回の開催での積極的で充実した内容から、同博覧会はこの地域における主要な国際観光イベントと認識されるようになっている。
海外の旅行関連企業や一般観光客向けに、ベトナム旅行の魅力の広告宣伝を加速することがねらい。文化・スポーツ・観光省とホーチミン人民委員会が近隣の各国と共同で、メコン川流域が一体となって観光業の発展するよう促していく。
今回は、ベトナムのほか、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイの近隣5カ国の協力と、旅行業務の発展促進が主な内容。5か国それぞれの魅力的な観光スポットに観光客を誘致すると同時に、国境をまたがるメコン川流域としての共通イメージを発信する。
イベントでは、目玉となる「第6回 メコン川流域国際観光賞(MTAA)」の授与も行われ、航空会社▽海外旅行会社▽国内旅行会社▽五つ星ホテル▽リゾート▽エコ・ツーリズムの各部門で、各国の優れた旅行関連企業が表彰された。