チュック・ ムン・ ナム・ モイ！明けましておめでとうございます。今日は、新年のハノイをご紹介します。旧正月が重要な祝祭であるベトナムでは、西暦のお正月は特に行事や連休はありませんが、街は花や国旗が飾られ、新年らしく華やいだ雰囲気です。（VNLハノイ、写真撮影＝ Kim Kim）

日本では、お正月が重要な年中行事で、お正月を迎える前の家の大掃除や、特別なお祝いの料理（おせち）を作るなど、忙しく過ごすと聞いています。ベトナムでは1月1日が国の祝日になるだけで、重要なのは、旧暦に基づくお正月の「テト」。今年は2月19日で、あと1カ月半かけて準備していきますが、西暦のお正月も、都心や各地方では道路がきれいに掃除され、お花や国旗で飾られました。

年末、ホァン・キム湖周辺では、花壇に一生懸命花の苗を植えたり、掃除をしたりする作業員の姿が多く見られました。ハノイはベトナムの首都で、「国の心」と言われます。お正月には多くの外国人観光客が訪れるので、みんなが快適に過ごせるようにしておくのです。

ハノイは、都会といっても、とてもゆったりと時間が流れています。ハノイを知らない人はちょっと驚かれるかもしれませんが、来れば実感できると思います。

ホアン・キム湖の周りはカラフルな花が咲き乱れており、とってもきれいで、新年を迎えて新鮮な気持ちになります。

にぎやかな街の真ん中に、この平和で静かな湖があるのはハノイの魅力です。

お正月は是非、ハノイに来ていただきたい時期です。夏とはまた違った涼しい気候のベトナムで、静かにお正月を過ごせば、きっと忘れられない思い出になるでしょう。