日越の交流記念し、ハノイで「桜祭り」 苗木200本受領

ベトナム・日本の交流活動などを記念としてこのほど、日本からベトナムに桜の苗木200本が贈られました。3月19日にその受領の式典がハノイ市内の公園で「桜祭り」として行なわれ、美しい花が人々を魅了しました。(VNLハノイ)

桜は日越の友好のほか、3月20日の「日本投資観光促進セミナー」の開催を記念して贈られたものです。受領式は、ハノイ中心部にあるホアンキエム湖近く、リ・タイト公園で開催されました。日本の花見をイメージして日本風に飾りつけられた公園の一角に桜が美しく咲き、まるで日本にいるかのような演出でした。


公園には日本の鳥居風の飾りも

多くのベトナム人は、日本では桜が国のシンボルであると知っています。本物の桜をハノイ中心部で見られるため、とても注目度の高いイベントとなりました。


寄贈されたさまざまな種類の桜の苗木

公園には、日本から贈られたさまざまな種類の桜の苗木や枝が、たくさん並べられて、とても見事でした。美しく飾られた桜をこんなにたくさんベトナムで見られるとは、信じられませんでした。

 

今回のイベントのために、日本から生け花の専門家も訪れ、作品が公園のあちこちに飾られました。日越の交流を象徴するようなベトナムの花々と日本の桜を組み合わせた作品もあり、訪れた人たちも日本の文化に触れてたいへん満足していました。