特選とっとり松葉がに「五輝星」に130万円 鳥取港でズワイガニの初競り

漁が解禁されたばかりのズワイガニの初競りが7日、鳥取市の鳥取港で開かれ、最上級の松葉がに(雄のズワイガニ)「五輝星(いつきぼし)」に認定されたカニに130万円の値が付いた。

競り落とされたのは、甲羅の幅が14.5センチ、重さ1.28キロの松葉がに。競りでは仲買人らがどんどん値を上げてゆき、「中村商店」(鳥取市)の中村俊介社長が130万円で落札すると、歓声とどよめきの後、大きな拍手が送られた。

特選とっとり松葉がに「五輝星」は、甲羅の幅が13.5センチ以上、重さ、色合い、身入りなど五種類の基準を満たした鳥取県産の最高級ブランドで、昨年漁期の水揚げはわずかに174枚だった。

初競りに先立って行われたセレモニーには鳥取県の平井伸治知事、鳥取県漁業協同組合の船本源司・副組合長理事、旅館組合を代表して味覚のお宿山田屋の松本みゆきさんらが出席した。

平井知事は「「今年は思いがあります。10月に大きな地震がありました。現在も避難されている方がいらっしゃいます。旅館は『お客様に来て頂けるのだろうか』と思っています。でも、わが鳥取県には『かに』があります。『苦しい時のかに頼み』。全国の皆さん、鳥取に遊びに来てください。かにを食べに来てください。ぜひ、被災地に愛を届けてください。鳥取でおいしいかにをとっとります」と笑いを誘いながら、全国に鳥取県の魅力をPRしていた。


安全と大漁願って壮行会、児童らが演奏を披露―鳥取港

鳥取港(鳥取市)では5日、漁の安全と大漁を願う壮行会が行われ、地元の賀露小の児童約70人が演奏を披露した。児童らは家族らに見送られて6隻の漁船が出港するたびに、熱心な演奏を繰り広げた=写真。