首都ハノイの旧正月 華やかな雰囲気楽しむ街歩き 「本の道」も開業

ベトナムで最も重要な祭りである旧正月(テト)を契機に、首都ハノイの中心部は、春の装いとなります。ホアンキエム湖周辺では花壇に色とりどりの花が咲き、鶏年にちなむ鶏の形の植木も飾られて、街を歩くと新春の華やかな雰囲気に満ちています。(VNLハノイ)



テトの期間中、ハノイにはベトナムの国内外からの観光客がおおぜい訪れました。ハノイ市民はとてもフレンドリーなので、海外からの観光客と話したり写真を撮影したりして、楽しく交流する姿があちこちで見られました。


 海外からの観光客と記念撮影するハノイの人たち

ホアンキエム湖は、首都ハノイの中心なので、美しく飾られ、たくさんの売店などが出てとてもにぎやかです。自動車による喫茶店では、コーヒーや生のフルーツジュースなどの飲物などを売っていて、一日じゅう街歩きをして過ごしても楽しいです。



クレープはお客さんの目の前で作ってくれて、とてもおいしいです。
このような出店はテトだけではなくて、一年中あります。テト期間中は、値段がちょっと高くなるのですが、普段は手ごろな値段で商品を売っていて、ハノイ中心部の雰囲気を盛り上げてくれています。
似顔絵描きのほか、歌を歌ったり、楽器を演奏したりする路上でのパフォーマンスも人気で、多くの人だかりができていました。


夜のホアンキエム湖では美しい夜景も楽しめます

旧正月の3日からは、「本の道」と名付けられた、路上の書店市も開業しています。たくさんの人に本を読んでもらうきっかけにしようと開催されているもので、ハノイ市中心部のレタック通りとリタイト庭園の間に、25のブースが作られています。有名な書店などが出店し、さまざまな本をそろえています。多くの市民らが立ち寄って、本を読んだり、買ったりしています。

他にも、テトの期間中は多くのおもしろい活動もありますし、おいしい食べ物もあります。ぜひ、テトにハノイを訪れたら、ハノイ市内観光とともに中心部の街歩きにも行ってください。楽しめますよ!