ハノイで日本のお正月を体験 工科大学生らがイベント

ハノイ工科大学で1月14日、工科大学日本語クラブの主催で、日本のお正月文化を学生たちに紹介する催しが行われた。会場では、訪れた学生たちが、書道体験などを通じて日本の文化に触れた。(VNLハノイ)

イベントは、フランジア(Framgia)やヴィーネクスト(Vnext)など、世界的に展開しているベトナムのソフトウェア開発会社がスポンサーとなり、ベトナム日本文化交流センターのサポートを受けて行われた。

会場では、さまざまな日本の文化が紹介された。多くの大学生らが参加し、書道のほか、正月飾りやこいのぼり作りに挑戦し、日本文化を楽しんだ。日系企業や日越で事業を展開するベトナム企業などの商品などを紹介するブースも設けられた。

学生たちは真剣な表情で、日本の正月飾りなどを作っていた。

ベトナムでは、日本の言葉や日本国が好きな人が次第に増えている。外国語を専門とする大学はもちろんのこと、それ以外の学部でも規模の大きな大学では、10年以上前から日本語教育が導入されている。その影響もあって、最近、日本語や日本の文化をテーマとしたイベントが、多く行われている。

日本とベトナムは考え方や文化などが近いとされ、親近感をもつベトナム人も多いことから、今後ますます日越の市民レベルでの交流が深まりそうだ。


よさこい踊りの披露


カラフルなこいのぼりが、ベトナムの空を彩った