ベトナム工芸村エッセンシャルセンター バッチャン村①

ベトナム工芸村エッセンシャルセンターはハノイ市ザラム地区バッチャン通り28番地にある(ベトナムでタクシーなどに乗る際は、日本とは逆に『28番地、バッチャン通り、ザラム地区、ハノイ市』と伝えると、とより伝わり易いでしょう)。

研究や提案に10年を要した。建築家のホアン・トウック・ハオ氏が設計し、2018年に基本が完成、その後、拡充されている。面積は3700平方㍍、一方はバッチャン村に面し他方はバック・フン・ハイ運河に向いている。投資額は約1500億ドン。

外観イメージは、陶器を作っている間、粘土を手で成形している形から発案され、設計された。多面的な曲線による造形、柔らかく自由な動きで生み出されている。主な色はアースブラウン。この色は伝統的な陶器の原料である粘土の色であり、紅河の沖積層の色でもある。バッチャン陶器村に豊かさと繁栄をもたらしている。
7本の支柱は大きさもデザインも同じではなく、伝統工芸品のようにとてもユニークで特徴的なデザインを生み出している。