日越、科学技術で協力

第4回日越科学技術協力合同委員会がこのほどハノイで開催された。会議には日越の政府関係者や関係機関の職員らが参加。農業分野におけるハイテク技術や環境に優しい科学技術、気候変動への適応、水資源の適正使用などに焦点を当て、活発な意見交換が行われた。

日越両国は2006年から、科学技術における協力関係を結んでいる。ベトナム側から参加したチャン・ゴック・カイン科学技術省副大臣は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)と国際協力機構(JICA)が共同実施する地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(略称:SATREPS)や、日本の提唱で発足した東アジア地域の科学技術協力を推進する共同研究プログラム(略称:e-ASIA JRP)の枠組内で進められる両国の共同研究プロジェクトを高く評価した。また、会合では、次回の第5回合同委員会を日本で開催することで合意した。