日本の巡視船「やしま」ダナン市に寄港

日本の海上保安庁の巡視船「やしま」が5月10日、ダナン市のテェンサー港に寄港し、ダナン人民委員会、ベトナム海上警察など関連機関が出迎えた。寄港中は、海上警察と交流し、合同訓練なども行った。

写真㊤=ベトナム海上警察のブイ・チュン・ズン大佐に歓迎される「やしま」の平野昭博船長(右)

PLH 22型の同巡視船は、全長130メートル、総トン数約5300トン。ヘリコプター2基を搭載し、59人の乗組員がいる。

やしまは14日まで4日間、ダナンに停泊。今回の訪問では一帯の海域の安全保障確保を目指してフィリピンなども訪れた。

ベトナムは、海上警察と日本の海上保安庁との親善を図り、両者の情報や経験の共有、技術の向上などを目的としている。

平野船長によると、日本の海上保安庁は2009年からベトナムと交流をしており、今回の寄港は2012年9月以来、3回目という。