ベトナムの労働傷病兵社会問題省はこのほど、今年1~10月にベトナム国外へ働きに出たベトナム人労働者数が累計で9万9415人にのぼったと発表した。

写真㊤=海外での就労に向け出発するベトナム人労働者ら
2015年の目標人数をすでに4.65%上回り、10万人に迫る勢いで増えている。
同省の海外労働管理局が企業から得た資料をまとめた統計では、10月の1カ月間に海外へ派遣された労働者数は8857人。このうち2878人が女性だった。

受け入れ先の国別でみると、依然として台湾がもっとも多く、10月の1カ月で4415人が台湾へ働きに出た。これに、日本(2112人)、韓国(843人)、マレーシア(838人)、サウジアラビア(302人)、中国領マカオ(37人)と続いた。

1~10月に海外へ働きに出たベトナム人労働者数は、前年同期と比べ109.1%増となっている。