ベトナムのグエン・スァン・フック首相は26日、ベトナム代表団とともに日本を訪問した。主要7カ国首脳会議（G7伊勢志摩サミット）の拡大会議に参加する予定。今回の訪日は、首相就任後初めてとなる。

ベトナム代表団のメンバーとして、フック首相をはじめ、マイ・ティン・ズン政府官房長官、グエン・チ・ズン計画投資相、チャン・トアン・アイン商工相、カオ・ドック・ファット農業農村開発相、国会対外委員会のチャン・バン・ハン委員長及び各省庁などの関係者らが参加した。

今回の訪日は、安倍晋三首相との会談のほか、日越の高級経済政策の対話、拡大G7サミットの会議への参加や、他のサミット参加各国の首脳らとの二国間会議の開催などを行うという。

ベトナムの党や国家の外交政策を展開するとともに、広い範囲に及ぶ日越の戦略的パートナーシップの発展を継続することがねらい。また、世界の平和と繁栄のために、アジア地域や世界の発展に協力していく。