ハイテク農業で日本と協力を ビンフオック省がラブコール

南部のビンフオック省が、ハイテク農業の分野での日本との協力を求め〝ラブコール〟を送っている。省共産党委員会のグエン・バン・ロイ書記官はこのほど、村山富市記念日本語学校のホーチミン校で、ハイテク農業分野での人材交流や協業に向けて、同校が省と日本企業の橋渡しになることを期待する、と語った。

ブ・クアン・ラン校長は、同省が留学生を日本に送り、日本の農家のもとで情報共有しながら働くという案を提案している。

同校では、地域の農産物の消費拡大に向け、関係団体の養成や、協力を強化していく。地元では行政手続きの簡略化を進めるなど、ハイテク農業を重点に地元への進出や投資がしやすくなるようなインフラを整備する。また、近年では、ロクニン、ホンクアン地区やドンソアイ街など、国内外の投資家の目をひく1000ヘクタール以上のハイテク農業用地が整備されつつある。

同校は、日本ベトナム平和友好連絡会議と(JVPF)と元首相の村山富一氏の支援のもと設立された。