ベトナムは国家発展の手本=北朝鮮に対米改善促す?-フック首相

 【ハノイ時事】ベトナムのグエン・スアン・フック首相は12日、テト(旧正月)休暇を終えたハノイ証券取引所で開かれた式典に出席した。フック首相は、今月27、28両日にハノイで第2回米朝首脳会談が開かれることについて「ベトナムの発展モデルが正しく、治安も良いことを示している」と語った。

 共産党の一党支配体制を取りながら改革・開放政策「ドイモイ(刷新)」を導入し、米国との関係も正常化させて経済成長を実現したベトナムの現状を自賛した発言だ。北朝鮮に対して、ベトナムと同じく対外開放と対米関係改善を通じた発展を目指すよう暗に促したとみられる。 
 フック首相は、ベトナムの経済・社会の懸案や課題を討議した11日の会議でも、米朝首脳会談の準備や両国との調整に万全を期すよう外務省に指示した。