ベトナム、金正恩氏判断待ち=訪問日程、依然決まらず

 【ハノイ時事】ベトナムの首都ハノイで27、28両日開かれる第2回米朝首脳会談をめぐり、ベトナム政府は受け入れ準備を加速させている。ただ、金正恩朝鮮労働党委員長の訪越について、まだ北朝鮮側から正式な連絡や説明は行われていないとされ、具体的な滞在日程は未定。北朝鮮では「物事を決めるのは正恩氏」(消息筋)と言われ、ベトナム政府は同氏の判断を待っている。

 正恩氏のベトナム入りに関して、ロイター通信は25日の予定と報道。中国から列車で入国するとの観測も出ている。一方、ベトナムの最高指導者グエン・フー・チョン共産党書記長兼国家主席が24~26日にラオス、カンボジアを訪問することなどから、複数の関係者は、正恩氏のハノイ到着がチョン氏の帰国後になる可能性を示唆した。
 首脳会談の場所も、なお複数の施設が候補に残っている。その一つであるハノイ中心部のベトナム政府迎賓館では21日、正面玄関付近の設備の修復や植栽の手入れが行われ、担当者が建物の外部を点検する姿も見られた。
 迎賓館に近い高級ホテルもここ数日、外壁の再塗装などを進めている。ホテルの従業員は、米朝首脳会談や関連行事について「何も聞いていない」と語った。