ハノイと国境、26日に通行禁止=正恩氏訪問と関係か

 【ハノイ、丹東(中国)時事】ベトナムのメディアによると、同国の道路管理当局は22日、第2回米朝首脳会談が27日から開かれる首都ハノイと北部ランソン省の対中国国境を結ぶ国道などを26日に通行禁止とすることを決めた。理由は明らかにしていないが、中国から陸路でのベトナム入りが取り沙汰されている北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の行動予定と関係がありそうだ。

 インターネットメディア・ザンチーなど複数の報道機関が22日夜、伝えた。ただ、いずれも配信から数時間以内に記事を削除。外交関係への配慮が背景とみられる。 
 正恩氏は25日にもベトナムに到着するとの観測が浮上していた。ベトナム側の措置は、正恩氏の到着が26日になる可能性を示すものとして注目される。正恩氏は列車で中国を抜けてベトナム入りした後、国境近くで車に乗り換えてハノイに向かうとの見方がある。
 一方、対北朝鮮国境の中国遼寧省丹東市では、鉄道が通る中朝友誼(ゆうぎ)橋周辺の複数のホテルが23日の宿泊予約を受け付けない状態となっている。ホテル関係者によると、「23日に何らかの行事があると市当局から通知を受けた」という。橋から丹東駅までの高架には目隠し用のフェンスが設置された。