米ボーイング、ベトナムと無人偵察機の売買契約へ

 オンラインメディアのVNエクスプレスなどが、英誌ジェーン・ディフェンスの報道として伝えたところによると、米ボーイングはマレーシアでこのほど開催されたランカウイ国際海事・航空宇宙展示会「LIMA19」で、ベトナムと自律型無人偵察機スキャンイーグルの売買交渉が進んでおり、まもなく契約を交わせるだろうと明かした。

 スキャンイーグルは、ボーイングの子会社インシツが開発した小型で滞空時間の長い無人偵察機。売買に当たっては、米国の対外軍事資金供与制度に基づく援助が提供されるという。ベトナムが購入する機材数は不明。
 米国とベトナムは安全保障分野で協力を深めている。2018年3月、米海軍の空母カールビンソンが1975年にベトナム戦争終結して以来、米空母として初めてベトナムに寄港した。その際、ベトナムに巡視船メタルシャーク6隻が引き渡された。同年8月は、ベトナムが9470万ドル相当の軍事装備を米国から購入する契約に署名した、と米国務省関係者が匿名で明かしたと報じられた。
 今年2月には、米インド太平洋軍のフィリップ・デービッドソン司令官が、ベトナムは米国からボーイング・インシツの偵察機や訓練機などを購入していると語っている。(時事)