労働者派遣で日本と連携=悪質業者に厳しく対処-フック首相

 【ハノイ時事】ベトナムのグエン・スアン・フック首相は26日、27日からの日本訪問を控えて時事通信などのインタビューに書面で応じた。フック首相は、日本政府による外国人労働者の受け入れ拡大方針を歓迎した上で、労働者や人材派遣の分野の協力を「(対日関係の中で)最も重視する」として、連携を深める考えを明らかにした。

 日越両国の悪質な仲介業者が問題になっていることについては、日本との情報交換を緊密に行って「違法行為は厳しく取り締まる」と強調。両国関係を阻害しかねない悪質な業者の排除に全力を挙げる姿勢を示した。
 また、日本へ行った労働者や技能実習生が日本になじめるよう、日本政府の支援を求めた。 
 中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題では、平和的解決に向けて日本の果たしてきた役割を評価し、地域の安定に引き続き貢献することへの期待を表明した。