フック首相「IT人材100万人育成」=内需拡大で事業の好機-関西産業界と懇談

 【ハノイ時事】日本を訪問しているベトナムのグエン・スアン・フック首相は6月28日、大阪市内で日本企業関係者らと懇談した。ベトナム政府によるとフック首相は、第4次産業革命に対応した経済・社会発展に向け、高度な技能・知識を持つIT人材を2025年までに100万人育成する方針を説明。日本企業に提携や技術支援を促した。電子政府の構築などの重点政策の概要も伝えた。

 フック首相は、現在は人口の15%に上る中間層が、30年には50%に達し、内需が拡大して購買力も高まると強調。日本企業に投資・事業の拡大を呼び掛けた。
 また、最大商都ホーチミン市や首都ハノイなどで慢性化する交通渋滞の解消への協力を求めた。