ハノイで部品調達展示会=裾野産業の育成支援-ジェトロ

 【ハノイ時事】日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催する「ハノイ部品調達展示商談会」が14日、開幕した。ジェトロ・ハノイ事務所の北川浩伸所長は開幕式典で、「過去数年間に、日本企業によるベトナムビジネスへの関心は劇的に高まった」と分析。「ベトナムの部品会社などの生産能力や品質水準も改善してきた」と語り、ハノイと近隣地域などが近い将来に東南アジア諸国連合(ASEAN)の最も重要な生産拠点の一つになることを期待する考えを強調した。

 在ベトナム日本大使館の岡部大介公使は、ベトナムでの部品などの現地調達比率がまだそれほど高くないと指摘。「日本とベトナム企業の取引は依然として限定的だ」とも述べ、ベトナムの持続的な経済発展に不可欠な裾野産業を育成する観点からも両国企業の取引が拡大することを期待する考えを示した。
 16日までの今回の商談会はトヨタ自動車、ホンダ、キヤノン、パナソニックのベトナム現地法人など日系企業20社と、ベトナム企業35社が参加。日本企業が、自社として調達したい製品などを展示する一方で、ベトナム企業は日本企業に売り込みたい製品を出展している。
 また、同時に開催されている「ベトナム・マニュファクチャリング・エキスポ2019」にはジェトロのブースを開設。ベトナム市場の開拓を目指す日本企業が自社製品を展示している。