気候変動と経済発展の研究で協力強化=ベトナム貿易大と東北大などが協定

 ベトナムの貿易大学(FTU)、東北大学、ラオス国立大学などはこのほど、気候変動と経済発展に関する研究協力を強化する協定に署名した。気候変動をテーマにした共同研究や教育の取り組みを積極化させる。ベトナム・ニュース紙(電子版)が報じた。

 貿易大学などは9月30日、気候変動による経済発展への影響を討議する会合を開催。政策や技術、その他の外的要因の変化に伴って、経済がどの程度影響を受けるのかを試算するため、実際の経済データを使って分析する応用一般均衡モデルを使って議論が進められた。
 貿易大のファム・トゥ・フオン副学長は、「気候変動に対し、世界レベル、地域レベル、国家レベルで喫緊の課題として注意を払う必要がある」と強調。「ベトナムのような開発途上国は、気候変動の悪影響に対処する知見、能力が不足しており、最も影響を受けやすい」と指摘した。会合では、ベトナムが気候変動問題で取るべき政策なども話し合われた。(ハノイ時事)