ズン首相と代表団がアメリカ到着、国連総会出席へ

ベトナムのグエン・タン・ズン首相と首相夫人、ベトナム高級代表団は26日(現地時間)、アメリカに到着した。ズン首相は第68回国連総会に出席する。

国連総会では、ベトナムが国連を支持する責任あるメンバーであることを表明。ベトナムと国連、他の国々や国際機関とのさらなる関係強化を目指す。

ズン首相は27日に演説する予定で、戦略的パートナーシップ構築の重要性を強調するとともに、平和の推進や紛争解決への貢献など、国連の活動に対するベトナムの積極的な貢献について言及するとみられる。

今年の総会では、シリア問題をはじめとする紛争の解決、ミレニアム開発目標(MDGs)を見直し2015年より先の国際社会の目標となる「ポスト・ミレニアム開発目標」についての議論などの主要議題に加えて、パレスチナ問題やアフガニスタン、エジプトなどに関する問題、飢餓や貧困の解決、気候変動など様々な課題について議論される見通し。