「最も質の高い国」を期待=日本の直接投資で―フエ副首相

 【ダナン時事】ベトナムのブオン・ディン・フエ副首相は13日、「日本が最も質の高い投資国になることを期待する」と語った。中部ダナンで開かれた日本との交流セミナーでの発言。セミナーは、二階俊博自民幹事長を団長とする1000人を超える日本の訪問団が参加して行われた。

 フエ副首相は二階幹事長による大訪問団について、「両国の交流でかつてない最大の規模で、強力に発展する関係の象徴だ」と歓迎。さらに、「外国直接投資を重要分野の一つと位置付けている」と語り、貿易・投資や人材交流などでさらに両国関係を深めていく考えを強調した。
 外国直接投資をめぐっては、(1)ハイテク分野(2)環境技術(3)バリューチェーンの構築―などを重視する方針を説明。ベトナムの技術力向上につながるような投資を望む姿勢を鮮明した。
 また、「日本の労働市場をオープンにして、技能実習生の受け入れなどを増やすことを期待する」と発言。ベトナム労働者への日本語教育の充実を含め、両国間で協力を深める必要があるとの認識を表明した。このほか、観光分野でも日本との連携が一段と強化されることを望む意向を示した。