越外務次官:RCEP交渉、15カ国はおおむね完了=インド参加を引き続き期待

 【ハノイ時事】ベトナム外務省のグエン・クオック・ズン次官は23日の記者会見で、東アジア地域包括的経済連携協定(RCEP)に関して、「15カ国はおおむね交渉を終えているが、インドが一時的に交渉から離脱している」と語った。ズン次官は年内に協定署名を目指して努力する方針を確認し、「他国とともに、インドが署名に加わることを望む」との考えを示した。

 さらに、「交渉のドアは開かれている」と言明。インドが交渉に復帰して署名できるよう、協定内容の検証作業を進めていることを明らかにした。
 ベトナムのチャン・トゥアン・アイン商工相は23日、テレビ会議方式で開いた閣僚級のRCEP交渉会合で議長を務めた。会合終了後に公表された共同声明は、「現在進行中の新型コロナウイルスの感染拡大に照らして、RCEPの重要性が引き続き高まっている」と指摘。「協定への署名が、多国的貿易体制、地域統合と域内の経済発展への揺るぎない支持の明確なシグナルになる」と強調し、年内の署名を目指す決意を改めて示した。