仏カルフールにベトナムコーナー テトに合わせて物産紹介

フランスのカルフールグループとEUのベトナム大使館は旧正月(テト)にあわせて、仏国内のすべてのスーパーマーケットにベトナム物産コーナーを設けた。

リヨン市内のカルフールではコメや春巻、めん類、コーヒーなどを陳列。テトに欠かせないフルーツトレイやチュン (もち米ケーキ) も並べ、正月気分を盛り上げた=写真。また、多くの人にベトナムに興味知ってもらおうと、さまざまなアトラクションが行われた。

コーナーの開設に立ち会ったディン・トアン・チャン大使は、「今回の取組は、外交50周年、そして戦略的パートナーシップ10周年を迎えた両国の経済、貿易の協力関係をさらに一歩押し進めることになるだろう」と話した。

カルフールのラミ・バイティエ・ディレクターは、「ベトナムの農産物は、インターナショナルゾーンで最も売れている上位20位の中に常にランクインしている」と人気ぶりを紹介。供給を絶やさないよう各店舗に指示したことを明らかにした。

カルフール・ハイパーマーケットのブルーノ・レボン・エグゼクティブディレクターは、「現在、200種のベトナム製品をあつかっているが、ベトナムのコメやコーヒー、紅茶の人気はフランスの消費者に人気が高く、くだものの注目度もますます高まっている」と賞賛。「需要の高まりに応じて今後も、様々なプロモーションを行う計画だ」と話した。