ビナミルク、世界食品産業賞受賞

カナダのモントリオールで開催されていた国際食品科学技術会議で19日、ベトナムの乳業最大手、ビナミルクの製品が世界食品産業賞を受賞した。

国際食品科学技術会議は、国際食品科学技術連合(IUFoST)が主催。ビナミルクは、IUFoSTの一員であるベトナム食品科学技術連合(VAFoST)の推薦で製品を出品していた。

近年、ビナミルクは急速に発展しており、ベトナム国内での最大市場占有率(シェア)を誇る。特に液状ミルクでは、国内生産の約51.3%を占める。

ビナミルクは、70カ国から出品された約100種類の食品の中から受賞した。今回、乳製品の受賞は、ビナミルクだけだった。

世界食品産業賞は、国際的で権威ある賞で、会議には有名な食品科学者が集まる。食品科学技術会議の一環として2年一度行われており、今回が17回目。同賞は、食品の創造性と技術革新、パッケージや包装の革新、消費者への科学意識の伝達―という3項目を評定して選出される。