ベトナム税関総局の統計データによると、7月のベトナムへの輸入自動車台数は、前月と比べ96.2%増と大幅に増え、6600台の大台に乗った。金額ベースでは、総額約1憶3400万ドルとなり、前月比63.6%増だった。

輸入先はタイからのものが大半を占め、5044台でもっとも多かった。金額では9000万ドル。1~7月末までの全輸入時動車の累計は、1万5000台に達した。

タイに続き多かったのがインドネシアだった。7月の輸入自動車数は975台、金額では2100万ドルだった。1~7月のインドネシアからの輸入自動車の累計が986台であったことから、インドネシアからの輸入が7月に急増したことが見て取れる。急増の理由は、ベトナムが生産国の品質証明書提出などを求めた政令116号今年1月から発行していたのに対して、インドネシアが先月、さまざまな条件をクリアし、輸入手続きが承認されたためだった。

7月のその他の国からの自動車輸入は、中国からが140台、アメリカが114台、日本が110台、韓国が62台だった。