ハノイ当局は、韓国で拡大する中東呼吸器症候群(MERS)の対策に本腰を入れ始めた。6月11日に開かれた市のMERS防止運営委員会では、市人民委員会のグエン・バン・スー副委員長が、現状や、万一の場合に予想される被害想定について質問。また、市民への周知や広報態勢を整えるよう求めた。

写真㊤=乗客の体温を検知するため、ハノイ市のノイバイ空港に設置されたサーモセンサー
ハノイ保健局のホアン・ドック・ハン副局長は、国内感染者がゼロであることや、すでに空港の入国ゲートに体温検知用のサーモセンサーを設置するなど、さまざまな予防対策を保健局でとっていることを報告。

検査キットなど必要な機器類を装備した65の機動予防チームを組織するなど、バックアップ態勢を強中であることも明らかにした。

さらに、いかなる緊急時にも迅速な対応ができるよう、感染が拡大する国、地域から入国する人々が通る建物に医療スタッフを配置する予定という。

一方、病院に対しては、万一感染が確認された場合、定められた感染症に対する手順を厳重に進めるために必要な設備を整えるよう要望。

ホテル業界には、感染の兆候や疑わしいケースがあった場合保健センターに連絡するよう求めた。

市は今週中にも、MERS予防の訓練を行う予定。