旅客ターミナル、来月着工 ロンタイン国際空港

2025年開港をめざすロンタイン国際空港(ドンナイ省)を運営するベトナム空港公社(Airports Corporation of Vietnam 、略称ACV)は、旅客ターミナルの工事を来月に着工することを、このほど開かれた同省人民委員会との会合で明らかにした。

写真=ロンタイン国際空港の完成予想図(上、下とも)

公社によると、ターミナルの建設費は15億2000万ドル(約2165億円)以上に上り、工期は3年3カ月の予定。8月には滑走路や誘導路、エプロン等の建設工事を始める。 

ロンタイン空港の整備事業は2021年にスタート。総面積5000㌶、総事業費は約142億ドル(約2兆円)。3期にわけて工事が行われ、第1期工事分の530㌶の整地と2本の接続道路の整地はすでに終了している。

一期工事完成後は、年間2500万人、120万㌧の貨物の輸送が見込まれている。3期工事が完成する50年には、年間1億人と500万㌧の貨物の輸送を担う拠点空港となる。