ベトナムの繊維産業、2015年には内地化率55%へ

繊維業の内地率55%-は「ビジョン2030 ベトナム繊維業界の開発計画」の目標の一つだ。

ベトナム商工省は「ベトナム繊維業界の開発計画」について承認を行っている。それによると、繊維業の内地化率は、2015年までに55%、2020年までに65%を達成、2030年までに70%-をそれぞれ目標にしている。

同時に今後の展望などについても話し合われ、多くの従業員を必要とする繊維企業は、労働者が多く、交通が便利な農村部に移動する。その一方、都市部では、デザインや新しいサービスの提供、材料や技術の開発などに重点が置かれる-などと予想された。

商工省によると、2014年の最初4カ月で、繊維グループの輸出は20%上昇した。繊維製品は優れた輸出品の一つありで、工業製品の輸出金額上昇にも貢献していた、とみられている。

税関総局の統計でも、2014年第1四半期の終わりまでに、繊維製品の輸出総額は約44億4000万ドルとなり、前年同期比に比べて19.4%増加している。