ベトナム国防省が監督する造船所で建造されていたロシアの浚渫(しゅんせつ)船「TSHD 2000 Severnaya Duina」が完成し9日、進水式が行われた=写真。
TSHD 2000は全長80.35メートル、幅は16.2メートル。浚渫用パイプの幅は約60センチ。ロシアやヨーロッパの一部の厳しい寒さと氷の中での活動に対応するため、最新の装備を持つ。
ロシアでは、北西部のアルハンゲリスク港を出港し、主に北部で浚渫作業にあたる。
同船が進水を迎えたことは、ベトナムの造船業のブランドが世界に発信される好機になるとみられており、近代的な船舶の輸出とさらなる造船技術の向上が期待されている。
人気記事
-
VNLオリジナル 2013年9月01日